お題「禁煙成功の体験談」

お題「禁煙成功の体験談」

 

もうタバコ止めて約10年くらい経ちました。

 

止めた1番の理由は単純にお金。

 

きっかけはトラウマだった、歯医者に15年ぶりとかに勇気を出して通うことになったのが、きっかけなんです。

 

単純に歯の治療もしてキレイにするし、もう一つタバコも止めてみようお金もかかるしっていう、なんかそんな感じで禁煙する事にしたんです。

 

結構始める前は軽く考えていて「最近はもうタバコもおいしく感じないから、きっと止めるのも、そんなに苦労しないはず…」とか思っていて…

 

そんなワケないんですけどね。

 

それまでも何度か失敗していたのに、なぜか「簡単に止められるわ」くらいな感じで、スタートした禁煙。

 

真面目に止めようと思って、その時テレビでやたらとCMで流れていた禁煙外来の事もネットで調べてみたりしました。

 

すると、禁煙外来で治療しても禁煙に失敗する事の方が多いと知って、お金払って治療した上に失敗するって馬鹿みたいだなとか思って、気合を入れ直して自力で止める事にしました。

 

ちなみに禁煙外来は…

 

  • 治療期間は約3ヶ月

 

  • 治療費は3割負担で約2万円くらい。

 

  • 約3ヶ月治療が終わって、その後にまたすぐにタバコを吸ってしまって禁煙に失敗しても、原則で禁煙外来の初診日より1年以上経過していないと、受診できないんだとか。(保険適用されないとかそういう事みたいです)

 

ザックリと調べただけでも、こんな感じで出てきました(当時も)。

 

止める前に知恵袋なども見て、体験談みたいなものを読んでみたりもしました。

 

禁煙外来は薬が処方されるので、無理なくさほど辛さも感じずに辞められるようですが、治療が終わった後やっぱり吸ってしまって、失敗してしまう人が多いのだなと調べて知りました。

 

なので、甘えを捨てて自力で止める事に。

 

そもそもその時DMの配達の仕事をしていて、DMの配達ってキツイのにそんなに稼げないし、私の人生でこんなに割に合わない仕事をしたのは、はじめてだったんですけども。

 

「タバコなんて吸って、お金使っている場合じゃないんだよ」と思いました。

 

メンタルがやられて仕事出来ない時もありましたが、やっと自分でそう思えるようになったので、これはある意味チャンスなのかもと思ったりもしました。

 

メンタルの病気も一番悪化していた時だったので、止めるのは本当につらかったんですけどもね。

 

ニコレットとか色々ありますが、試供品で貰ったニコレットを試したら、舌がピリピリしてなんか合わなかった。

 

吸いたくなったら、キシリトールのガムとか噛んでました。

 

キシリトールガムの食べ過ぎには注意、お腹がゆるくなる場合があるので、私はその時は大丈夫でしたが…

 

あとは禁煙成功した人の体験談などを、ネットで調べて読んでみたりとかしてました。

 

その中にタモリさんの禁煙方法「人の欲望は15秒も続かない」と教わったので、「吸いたくなったら15秒数えていた」というのを見て、やってみたりもしました。

 

私には正直、なんの効果もなかったんですけども…(汗)

 

「15秒数えたって、吸いたいもんは吸いたいんだよ」とか思いながら、ガム噛んでいた。

※ガムの噛み過ぎに注意!顎にくるから。

 

禁煙はじめてからの2ヶ月間が、最も辛くしんどい日々でした。

 

吸いたくなったら、とりあえずガム噛んでました。

 

いつもどこに行くのにも、ボトルガムを持って行ってました。

 

ヒステリックにたまにイライラしながら、頑張って2ヶ月耐えました。

 

この2ヶ月が最もキツくて、のちにタバコを吸いたい気持ちが出てきたら、この最も辛かった2か月間の事を思い出すようにしてました。

 

本当にキツかったので、タバコにのびそうになった手も自然と引っ込みました。

 

それくらいキツかった。

 

そうこうしている3ヶ月経ち、半年経ち、1年経ち。

 

1年経った頃には、吸いたい気持ちが全く無くなったワケではなかったけども、タバコを吸わないでいる事を苦痛に感じるのも、薄れていきました。

 

だから1年も禁煙したのに、また吸いはじめちゃう人が多いのも頷けました。

 

気がゆるんじゃうっていうかね。

 

だから3~4年くらいは、気を抜かずにいた方が良いと個人的には思いました。

 

私の場合はひたすら我慢して耐えて、ガム噛んでって感じで過ごしてました。

 

本当に苦労しました。

 

でもだから禁煙続けられたんだと思います。

 

もう2度とこんなキツイ思いしたくないって思うくらい、はじめの2か月間は本当にキツかったです。

 

メンタルの病気が重くなっていた当時、私にとってはタバコ=心の安定を図るものでもあったので、止めるのは本当に大変でした。

 

ただ今思うのは、あのタイミングじゃなかったら止められなかったかもなって思ったりもします。

 

きっと自分にとってベストなタイミングだったのかもです。

 

食後にタバコを吸えない事が、最も辛く感じる瞬間でした。

 

外でお茶したいなと思っても、禁煙をしているからわざわざタバコを吸えるお店を探さなくてもよくて、今まで入れなかったお店に行ってみたりもしました。

 

スタバとか。

 

珈琲とかなんとかフラペチーノとか注文して飲んでみたりしました。

 

ただ長年ドトール派な私には、スタバの珈琲がおいしいと思えずに(悲)

 

タバコ吸えるお店を探さなくてもいいのは、外でお茶とか食事をする時に本当に楽でした。

 

タバコ吸えるお店もどんどん減っていっていたので…

 

とにかく食後の一服ができないのが辛かったです。

 

今ではもう慣れてそれも当たり前になってきました。

 

一番ビックリしたのが止めて7~8年くらい経った頃に、タバコの煙に吐き気を覚えるようになったのは自分でもビックリしました。

 

ヘビースモーカーだったのに、私。

 

タバコって臭いんだなって気づいたのは、止めて2~3年くらい経った頃に初めて気づきました。

 

私は365日こんなに臭いにおいを纏っていたのかという衝撃。

 

思い知ってビックリ。

 

タバコを止めてから、1度だけドトールに行ったんですけども分煙とかちゃんとなってないお店だったので、タバコの煙がモウモウと。

 

でも、元々吸ってたのでさほど気にもならなかったんですけど、お店を出た時に思い知るタバコの臭さに…

 

「あぁぁ~…もうドトール来れないわ…」と思いました。

 

それから1度もドトールには行ってません(悲)

 

7~8年経って、タバコの煙も気が付けばダメになっていて、それではじめて卒煙できたのだなと思いました。

 

でもタバコ吸っていた分のお金は他の事に消えてしまっているようで、何に消えてしまっているのだろう…?

 

でもきっとそんなもんです(多分)

 

とにかく忍耐。

 

私の場合はこれでした。

 

ちなみに1週間禁煙できれば、禁煙成功するとか言われていたりしますが、大嘘だなと思いました(個人的には)

 

 

 

関連記事↓

 

tsukishiro-08.hatenablog.com

 

tsukishiro-08.hatenablog.com