今年13冊目の本は、恒川光太郎さんの「雷の季節の終わりに」でした。
大好きな恒川さんの作品を読みました。
前に読んでいたのが、ショートショートだったので、ガッツリと長編が読みたくて、この本をチョイスしてみました。
「夜市」や「風の古道」が好きな私にはハマった作品でした。
面白っかった。
私のように「夜市」や「風の古道」が好きな人には、個人的にはおすすめしたい作品です。
地図には載らない町(いや、国?)穏(おん)でのお話。
ホラーファンタジー。
こういう世界観はとても好き。(自分好み)
読み応えもあったし、とても引き込まれました。
やはり恒川さんのこの世界観が、私はとても好きなのだなと再確認。
面白かった分、物語の後半はやけにあっさりとしていて、いつまでもこの世界観に浸っていたい私には、このラストは物足りないものとなってしまったんだけど、それでも面白いと思える作品でした。
生まれ変わる事が、必ずしも幸せとは限らないよねと思わされたりもしました。
ラストは本当に・・・寂しい限りでしたが、これがある意味あるべき形だったのか?
闇番の男大渡さんが、最後に主人公に言った言葉が活きるってもんでしょうか?
闇番の男大渡さんが最後に主人公に向けていった言葉は良かった。
彼の存在に救われる部分も、大きかった気がします。
この世界観も設定もすべて自分好みでした。
読む時間を相変わらずガッツリと確保できないのですが、とても引き込まれて楽しい読書時間でした。
私的には・・・
1・「雷の季節の終わりに」
2・「風の古道」
3・「夜市」
私的に面白かった順は、今の所こんな感じです。
今日からまた新しい作品を読みます♪
更新日:2023/3/23 最終更新日:2023/12/23
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