「夜市」読み終わりました。
ずっと気になっていたホラー小説だったんですが、他の本にばかり興味が目移りしてしまって、やっと読む事が出来ました。
「夜市」と「風の古道」(書下ろし)の2編収録されています。
夜市は第12回日本ホラー小説大賞を受賞と書いてあったので、さぞおどろおどろしい背筋も凍るような怖いホラー小説かと思って、本を開いたのですが・・・
全然そんな事なかった。
【夜市】
先の展開が読めてしまう所もあったけど、それでもそのノスタルジックでどこか懐かしさを感じさせる世界観には引き込まれてしまい、夢中になって一気に読みました。
作家の名前を覚えられない私が珍しく覚えました。
恒川光太郎さん。
【風の古道】(書下ろし)
読み始めあまり期待もせずに読んでいたのですが、読み始めると「夜市」よりも楽しく読めました。
「夜市」は展開が読めてしまう感じだったので、楽しく読めたものの少し物足りなさみたいなものも感じていたのですが、とても良かったです。
私はこのお話好きです。
「夜市」も「風の古道」も、作品の空気感が私はとても好きです。
「夜市」が読み終わったら、次は何を読もうか実はもう決めていたんですが、どうもちょっと今のメンタルでは読む気になれず、Kindle Unlimitedで恒川さんの作品が「夜市」以外にも読める事を知ったので、次も恒川の作品を読む事にしました。
とりあえずKindle Unlimited配信されている、恒川さんの作品は全部読もうと思ってます。
本でも読みふけろうかと思っているのに、なんだか意味もなくスマホでネット見たりボーっとしてしまって、深夜の静かな時間帯の方が、どうも私は読書が捗るようです。
まわりの生活音とか、どうも音が気になってダメみたい。
今日から新しい作品読みます。
楽しみ。
そうそう「夜市」は漫画もあったのには驚きました。
世界観とかどうなのだろう・・・?
最終更新日:2023/12/31