読み終わってから結構時間が経ってしまいました(汗)紙の本はやっぱりいいよなぁと思いながら読んでました。
なんとシリーズ累計42万部を越えたそうです。第1巻は24刷なんだとか。大注目の作品ですね。おめでたい話です。ショッキングなニュースが多いのでこういうおめでたいお話は嬉しいですね。しかも自分の好きな作品だとなおさらです。
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あらすじ
満月の日にだけ現れる満月珈琲店。三毛猫のマスターと星遣いの店員たちは極上のメニューと占星術で迷える人たちの心に寄りそう。心温まるお話。ちにみにメニューはその人に合わせたメニューが用意されるので注文はできない。
感想
表紙に惹かれてはじめて読んだ「満月珈琲店の星詠み」の1巻から2巻を読むまでに結構月日が経過してしまいました。
その後望月麻衣さんの作品は「京都寺町三条のホームズ:1」を読んでみたりしましたが、どうも惹かれるものがなくて「あれ?」って感じでした。なのでそれ以降他の作品は読んでいないのですが、「満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~」を読んでどうしてこの作品にだけはこんなにも惹かれるのかちょっと個人的に理由が分かった気がしました。
まさか読んでいてこの本で「顕在意識」とか「潜在意識」とかのワードを目にすることになるとはちょっと驚きでした。なるほどだから私はこの作品だけはこんなにも惹かれるのかとなんだか納得してしまったわけです。何も超美麗イラストにだけ惹かれたわけではなかったのだと確認した巻でした。
ここ最近は「引き寄せ」とか「潜在意識」とかをYouTubeで勉強してみたりしてマイナス思考で身動きが取れなかった私が少しポジティブ思考になれたり、メンタルが安定してきたりという感じなんです。
「潜在意識」なんてことを意識し始めたのもこの「満月珈琲店の星詠み」を読んだ後だった気がします(1巻にはそんなワードは出てこなかったはず)。
満月の日にしか現れない満月珈琲店ですが、この巻はちょうどクリスマス辺りのお話なので満月の日ではない日にもオープン。あとがきにも書いてありましたがこの巻から読み始めても楽しめる作品。
でも1巻から読み始めると話がつながる部分が出てくるのでより楽しく読めます。
占星術か面白そうだし思ったよりも難しくなさそうなどと勘違いしてしまった1巻。1巻を読み終わった後にネットで検索して自分はどうなのか調べたりしました(読んだ人、やっちゃうよね?)。
なんで簡単などと思ってしまったの自分。難しすぎて正直よく分かんなかった。本を読んでいる時はあんなに簡単に感じたのに(汗)2巻のあとがきにそのことにも触れていてちょっとクスッとしました。
第三章の「前世の縁と線香花火のアイスティー」は私の年齢になると余計に刺さるものがありました。良いお話。
ちょっと話はそれますが、紙の本なんて久しぶりな上に文庫本なんてもう思い出せないくらい久しぶりに購入したのでしおりを持っていないことに買った後気付いてどうしようか?と困っていたら、この本の間に文春文庫のしおりが挟んであって文春文庫に感謝した。
ありがとう文春文庫。
文庫本他にも購入したんですがしおりが挟んであったの文春文庫だけだったのでとても助かりました。しおりなくてちょっと焦ったので。
とても楽しい読書時間でした。
個人的にはおすすめ作品です。
最終更新日:2024/03/13
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