白昼夢の森の少女 恒川光太郎

寝る前の読書。寝る前のルーティンに読書を定着させるっていうのが目的で始めましたが続いてます。最近はもうテレビを一切見なくなったので静かな夜の時間に30分~1時間ちょっと読書。

 

今月3冊目の本は「白昼夢の森の少女 恒川光太郎」です。

 

10本の短編と文庫書下ろしの「ある春の目隠し」が収録されています。あとがきには「作品解説」として作者のコメントが掲載されています。こういうのちょっと嬉しい。どんな感じで書いたのかとか作者自身の言葉で読めるのは嬉しい。まぁ、私は単純に恒川さんのファンなんでそれもありますがね。

 

どの短編も面白かったんですけど印象深いのは「焼け野原コンティニュー」と「銀の船」、「傀儡の路地」、「布団窟」、「夕闇地蔵」あたりでした。

 

「銀の船」は途中から話が読めてしまう部分もありつつもやはり最後まで楽しく読めたのは私が個人的に恒川さんの作品のファンだからなのだろうなと思う。

 

「布団窟」は実話怪談とのことでそのあたりもちょっと興味深かったです。

 

「夕闇地蔵」あたりは私の好きな感じのお話でした。「雷の季節の終わりに」という恒川さんの作品がありますが、あれ好きな人はこのお話も好きなのではと個人的には思いました。

 

最後に収録されている「ある春の目隠し」は文庫書下ろしの作品だそうで書下ろし読めてラッキー。

 

やっぱり単純に恒川さんのファンな私の感想でした。

 

ちなみに今日の午前中にセブンネットで本を注文したんですが5冊注文したうちの1冊は恒川さんのまだ未読の作品にしました。読むの楽しみ。

 

何を購入したかは読み終わった時にでもブログに感想とともに書きたいと思います。

 

私の今の読書に割ける時間なども考えると月に読める本は3.5冊といったところみたいです。たくさん読めば読むスピードも、もっとUPするだろうか?マンガ読むときみたいに。