青い城 モンゴメリ(著)谷口由美子(訳)

深夜0時の司書見習いを読み終わった後に、まだある積み本を消化していく前にどうしても読んでみたくなってしまった作品。

 

青い城 モンゴメリ(著)谷口由美子(訳)

簡単なあらすじ

内気で陰気な独身女性ヴァランシーは、ある日心臓の病気で余命1年と告げられます。その日から自分の過去を振り返り、これからは後悔のない毎日を送ろうと決意。家族や親戚たちはヴァランシーの変わりように驚きます。

感想

モンゴメリって赤毛のアンを書いた人だと知ったのは読み終わった後でした。

 

私は漫画しか読んでこなかった人間なので、赤毛のアンも実はタイトルくらいしか知らないのですが(汗)

 

Amazonで見つけて表紙の絵と簡単なあらすじを読んで、余命1年と告げられた主人公がどう生きていくのか興味惹かれて読み始めました。

 

最初はサクサク読めていたんですが、わりと頻繁にやってくる本を読む気分じゃなくなる感じに襲われて、ちょっと数日読めないでいたんですが、一昨日(?)だったと思うんですけども、読了しました。

 

話の展開などは読めてしまう部分も個人的にありましたが、それなりに楽しんで読めた作品でした。

 

ただ訳なんですが、日本語以外できない私が言うのもなんですが、親戚とかの名前を○○おじとか○○おばとか訳されている部分があって、サラサラスラスラと読めているのにいつもその名前の部分で読みつっかえることがありました。

 

この本読んだことある人は、私のように気になってしまう人もきっといるのでは?と個人的には思います。

 

内気で陰気な女性が余命1年と告げられて、今までの自分とサヨナラして生きたいようにしたいようにして生きていく。

 

そういうお話なんでとてもいいお話なんですけども、○○おじ○○おばってところでいつも読みつっかえるので、ちょっと気持ちが萎えちゃったりしました。

 

これも私の正直な感想なんですが。

 

生きたいように生きていくと決意して、あるお家に住み込みの家政婦としていくのですが、私はこの作品を読み終わってこの家政婦として過ごしていたころのお話がわりと一番好きです。

 

内気で陰気で空想することで自分を保っていた主人公が、自分の家を出て生き生きと毎日を送っている描写は読んでいてとても楽しかったです。

 

その後に続くストーリも羨ましくなってしまう部分と、先の展開が読めてしまう部分もありましたが、主人公がそれまでの自分を脱ぎ捨てて自らの手で幸せをつかんでいくお話は魅力的でとても良いお話でした。

 

○○おじと○○おば←これがなければなぁって…そこだけちょっと残念。

 

読めばわかってもらえるだろうと思います。あくまで個人的な感想ですが。

 

ハッピーエンドなロマンス小説。

 

 

 

 

 

 

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