山の霊異記 黒い遭難碑 安曇潤平

一昨日「山の霊異記 赤いヤッケの男」が読み終わって、Kindle Unlimitedで2巻目も読めたので続けてずっと読書してました。昨日読み終わったところです。

 

ここ数日ずっと読書漬け。楽しい。

 

本当は昨日のうちにブログに書いてアップしようかと思っていたんですが、昨日部屋の窓に打ち付けられる強風に怯えてブログ更新ができませんでした(私は強風恐怖症なので)。

 

2巻目も最初から背筋がゾゾッとする話からスタート。

 

「顔なし地蔵」は本当に怖い。読み終わった後「最初からすごいのきたー…」ってなりました。

 

1巻の方がどちらかというと怖さはあったかなぁという気もしますが、「顔なし地蔵」は別。

 

「釜トンネル」や「はないちもんめ」「ポニーテールの女」とか「鹿神旅館」「櫛」などが、個人的には印象に残るお話でした。

 

「あとがきにかえて―――金縛り」は私もたまに金縛りになることがあるので、なんか読んでいてなるほどとか思いました(ちなみに最近はない)。

 

この本で一番好きなの「釜トンネル」と「櫛」でした。どちらも怖いというのとはちょっと違うお話。

 

「鹿神旅館」は他の作品にはない感じでこれは創作なのか?とか思ったりしちゃうくらい不思議なお話。どちらでもいいと思うくらいには楽しめた1冊でした。

 

飛びぬけて怖いのはやっぱり「顔なし地蔵」でもフッとどこかで見聞きしたことがある話のような気がするのだけど気のせいだろうか?

 

これだけでも読んでほしいとか思うくらいには怖かったです。「顔なし地蔵」読み終わった後次の話読むのに時間が掛かった。

 

YouTubeでも話見聞きできるようなんですがね。本を読んじゃったのでYouTubeは観ていないのですがね。

 

2冊も続けて怪談を読んでしまったので次はさすがに積み本の消化に入ろうと思います。いつ買ったのだろう?今年の初めごろに買った気がするのでさすがにね。

 

涼しくなりたい人はぜひ読んでみてください。