山の霊異記 幻惑の尾根 安曇潤平

本が読めなくなったりする時が度々ありますが、また少しずつ本を読めるようになったので、読み途中だった本がやっと読み終わりました(電子書籍ですが)。

 

数日前に読み終わりました。

3巻目にして自分で認識したことは、私はこのシリーズが好きなんだということ。

 

山の霊異記 幻惑の尾根

1巻と2巻をKindleUnlimitedで読んで、自分で買った文庫本などの積み本がまだ全部読み終わってないんですが、Kindle見てたら3巻と4巻がKindleUnlimitedで読めるようになっていたので、ダウンロードして読みました。

 

感想

1巻のような全編通してゾクゾクするような怖さみたいなものはないけど、中盤辺りからちょっとゾクッとくるような感覚に少し襲われつつ読みました。

 

あまり怖さを感じなくても読んでいて面白かったので、単純に自分はこのシリーズが好きなんだと思いました。

 

あとがきも含めて面白いから2巻の「顔なし地蔵」の話も怖いし面白いんだけど、全体的に見ると2巻より3巻という感じで、3巻の方が個人的にはおすすめ。

 

でもどの巻も少なからずゾクッとするようなお話は収録されている。

 

解説にも書いてあったけど本当に山が好きで、実際にその山に行った人にしか書けないだろう文章は、やっぱり自分が行ったことなくても頭の中でイメージが広がるし読んでいて楽しい。

 

個人的におすすめの順は、まだ3巻までしか読んでませんが(汗)

  1. 赤いヤッケの男
  2. 幻惑の尾根
  3. 黒い遭難碑

の順で個人的にはおすすめ。でもどの巻も面白いですよ。

黒い遭難碑は「顔なし地蔵」の話は本当に怖いです。

 

3巻に収録されている「噂の公園 その一」と「噂の公園 その二」があるんですが、続きが読めるって嬉しいし面白かった。怖いとかゾクッとするとか置いておいて、やっぱり単純にこのシリーズが好きなんだと思う。

 

個人的には中盤辺りから面白さが増して、最後の「息子」ではちょっとホロリとするような話で終わっていて、そのあとのあとがき読んで「確かにね」とうなずいたりなどした。

 

この巻に収録されている「鹿乃牧温泉」読んでいて、なんかどこかで読んだことある話だなぁ?と似たような話読んだ気がする…とか思ったんだけど、2巻の黒い遭難碑に収録されている「鹿神旅館」だったのを思い出しました。

 

全然違う場所だと思うんだけど、なんか前も似た感じの読んだなぁ?デジャヴ?とか思いながら読んでました。

 

鹿だから似ているなとか単純に思ってしまったのかな。話は全然違うのに。

 

結局、どの巻も面白いということだ。

 

1巻を越えるゾクゾク感はないけど、面白かったです。

 

次は4巻をとか思っていたんですが、別の本をダウンロードして読んでいるのでその次くらいになりそう。

 

いつになったら積み本の消化終わるのだろうか…

 

やっぱり作品の世界にどっぷりと浸かるのはやっぱり楽しい。

 

 

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